YOUもやっちゃいなよ!

気づいたらオタクだった。いつの間にか好きだった。

アイドルとは何か

 

 

先日、乃木坂46橋本奈々未さんがラジオ番組にてグループの卒業、そして芸能界の引退を発表された。今日がまさにその日である。16thシングルでセンターに選ばれたななみん。なんとなく、卒業かなぁなんて想像はしていたが、いざ発表されるとなんとも悲しく心がざわついてしょうがない。それがもうそこにあるというのだから、眉が下がりっぱなしだ。

 

このぐっちゃぐちゃの気持ちのままひたすら文字を並べていくので、少々訳の分からないことを言っていると思う。それでも読んでいただけるのであれば幸いです。

 

 

ふと気づいたことがある。アイドルは、不規則で不安定だ。当たり前のことを何言ってるんだと思う方がほとんどだろう。私もそう思うのだから。気づいたというよりは、再認識したといった方がいいのだろうか。もう何年も応援しているのに、頭に留めておけないなんて情けない話だと思う。

 

 

デビューしたら一生画面の向こうで会えるかと言ったら答えはノーだ。ジャニーズにしろ、乃木坂にしろ、タレントがいつこの世界を辞めるかなんて私達ファンには分からない。デビューしてたって、なんの確証もない。ジャニーズJrなんて尚更だ。なんの前触れもなく名簿からぱっとその子の名前が消えるのである。そういうのを何度も目にしてきた。担当の方が泣いているのを見て、明日は我が身かもしれないと思っていた。

つもりだった。

 

 

芸能界を引退されたらたまったものじゃない。もうその人とテレビの画面でも、紙面でも、会えないのだ。頑張ってる姿を見ることができないのだ。

だから、自担や推しにはこの仕事をやめて欲しくない。もし、そうなったら??応援することが、いや、その人が好きでオタクであることを楽しんでいた私達は、何を楽しみにこれからを過ごせばいい??

 

 

以前、ジャニーズJrの安井謙太郎くんについての記事を読んだことがある。その内容は、雑誌のとある企画にて、彼が発した言葉についてだった。

「俺らはファンのすべてじゃない」

今の私には思い出せば思い出すほど深く胸に刺さった。

 

「俺らはファンにとって、エネルギーなだけで、すべてじゃない。だから、僕らを楽しみのすべてにしないで。」

 

 

近いうちに、ななみんに会いに行こう。ライブに行こう。実現しないまま、アイドルを卒業してしまう。ましてや芸能界という世界からも。楽しみにしていたのに…。

今の私には安井くんの言葉が胸に刺さってしょうがない。

楽しみにしていた。だから、現実も頑張れた。それが今、明日への糧がなくなった感じ。これまで応援し続けたのにって。

現実逃避と言われれば仕方ないと思ってる。ある意味夏のホラー番組よりもホラーなくらいお金をかけていることも、一心不乱に推しを追いかけ続けることも。現場ファンサービスを貰えたり貰えなかったりで一喜一憂して、推しや自担がテレビに出れば、かぶりつくぐらいしがみついて、他人の目なんて気にしないくらい。それでも正直な話をすると、これだけお金や時間や青春をささげてきたの、だから見返りを頂戴って思ってた。

安井くんが言いたかったのは、〝アイドル〟というものに依存しすぎないでという事だったのじゃないか。不安定で不規則で。いつ何が起こるなんて推測はできたとしても確信できることなんて超能力者じゃないんだからわからない、だから。もし急に明日への力が無くなってしまったら、つらいでしょ?と。

 

きっと分かってると思う。ただ、理解していなかっただけ。考え方や起点を変えれば安井くんの言うように、楽しみのすべてにしなくなるのかもしれない。それでも見返りを求めちゃうこともあるかもしれない。だって人間だもん。その人のことが好きなんだもん。その子らを応援して追いかけてオタクを楽しんで、今日もあの子のために、明日もあの子のために。だけど、なるべくそうじゃなくて、あの子も頑張ってる、素敵だな、私もちょっと頑張ろう!そんな風に。これはきっと私が、オタクをしていく上での課題なんだと思う。

 

 

ななみんが歌番組に出る度に、「最後の」という枕詞がついてきた。今日も冠番組の放送があった。すぐそこにある彼女の卒業なんて、まだ想像できないけど、彼女の最後のステージを、ファンがこれからは見ることのない最後の〝橋本奈々未〟を、私はステージに立つ彼女を直接見ることはできなかったけれど。今までの彼女の姿をしっかりと目と脳に焼き付けて、私も何か新しいことを始めてみようと思う。だから、まだしばらくは現実逃避をさせてね。ありがとう、卒業おめでとう。